Service 業務内容

安全講習

最近話題になっている自動車問題に着目し、実技講習を交えた安全講習を実施しております。アクセルとブレーキの踏み間違いや、高速道路の逆走、煽り運転や酒気帯び運転といった誰にでも起きうることを題材にして講習いたします。
個人向けだけでなく、企業向けにも実施しておりますので、気になる方はお気軽にお問い合わせください。

目的

使用者責任を回避する為に行う講習です。

令和4年4月1日より自動車5台以上自動二輪車は0.5台と計算する。又は、乗車定員11名以上の自家用自動車の場合は1台以上
50cc未満の原付は対象外
を満たす事業者は安全運転管理者を選任しなければなりません。
選任された安全運転管理者は都道府県公安委員会が行う法定講習(年1回6時間)の受講義務があります。
また、安全運転管理者は以下の責務を負います。

  • ⓵運転者の状況把握
  • ⓶安全運転確保のための運行計画の作成
  • ⓷長距離、夜間運転時の交替要員の配置
  • ⓸異常気象時等の安全確保の措置
  • ⓹点呼等による安全運転の指示
  • ⓺運転日誌の備付けと記録管理
  • ⓻運転者に対する安全運転指導
  • ⓼酒気帯びの有無の確認及び記録の保存(1年保存)【令和4年4月1日施行】
  • ⓽アルコール検知器の使用【令和4年10月1日施行】

すると、年に1回6時間の安全運転講習を行うから問題ないように思いますが、果たしてそれで解決するのでしょうか?
もちろん、上記の条件以下の事業者は安全運転管理者を選任する必要はありません。だからと言って、何か事故等が起きれば責任を取る可能性があることには変わりはありません。

安全運転管理者を選任している事業者は当然の如く、その管理者が責任を持って社員等に指導や教育を行います。安全運転講習を受講した内容を社員に講義を行えば良いのですが、果たして教育をすることが出来るのでしょうか?
それよりも私は、過去運転代行業を営んでいた経験があり、運転代行業を営むには安全運転管理者を選任する必要がありました。もちろん、公安委員会が指定する安全運転講習にも参加しましたが、正直ありきたりな内容しか勉強していません。例えば、速度違反をしてはいけないだとか、駐車禁止の場所に車を止めないとかです。スピードを出さなければもちろん、交通事故を起こす確率は低くなると思います。事故を起こしたとしても大きな事故にはならないかもしれません。ただし、私が自分の車を運転しているときに気付くのはそこではないのです。

右折をするときに小回りで曲がっている車。左折なのに大回りする車。停止線を守らない車。なぜかトラックのように長い車ではないのに左折時に一旦右にハンドルを切って左折する車。
私が思うに運転をする前に基本を知らないドライバーが多いことに気づかされます。左折時に歩行者や自転車、バイク等を巻き込んで事故を起こす車は決まっています。
もちろん、不注意で事故を起こしてしまったことは間違いのないことですが、事故を起こす前に事故を起こす確率を上げているドライバーが多いのです。

右折時にも同じことが言えます。また、煽り運転等も煽られやすい運転をするドライバーが多いのも気になります。煽り運転をするドライバーが悪いことは承知の上ですが、すべてではないものの煽られるドライバーにも問題ありと考えます。
例えば、最高速度100kmの高速道路で追い越し車線である車線を速度80kmで走り続けるドライバー。走行車線に戻れば良いとは思いますが、戻らない車が多いです。特に土曜日日曜日のお休みの日のドライバーですね。普段運転していないからかはわかりませんが。

安全運転講習は上記のような細かいことは教えてくれませんでした。もちろん、酒酔い運転や無免許運転は以前の問題ですが。
そこで、私は安全運転管理者を選任している事業者はもちろん、選任する必要のない事業者にも安全運転講習会を行い絶対に事故が無いようにとすることは限りなく不可能ですが事故を起こす可能性を限りなく低くすることは出来ると思いますので、私独自の講習会を用意しております。
興味がある事業者又は、事業者に限らず個人の方にも講習会を行いますし、実地における指導も行いたいと思います。